リクナビネクストとリクルートエージェントはどちらを使うべき?違いは?
転職しようと思った際、リクナビネクストやリクルートエージェントなどの大手転職サイトを利用する方はとても多いです。リクルートエージェントに登録する際は同時にリクナビネクストの登録も行えますから、どちらも使っている方も沢山います。
ですがとりあえず登録しておこう、とだけ考えてリクナビネクストとリクルートエージェントの違いやどちらを利用した方が合っているのか分からなくなっていませんか?
今回はリクナビネクストとリクルートエージェントがどのように違い、どちらを使う方がその人に適しているのかをメリット、デメリット、転職のしやすさなどの点からご紹介します。
リクナビネクストは転職サイト
リクナビネクストはいわゆる転職サイトです。ではどのような特徴があるか見ていきましょう。
転職活動はすべて自分で行う
リクナビネクストなどの転職サイトの場合、転職活動はすべて自分で行う必要があります。企業への応募、面接日のスケジュール、職務経歴書・履歴書の作成。
添削してくれる人や面接対策をしてくれる人などはいなく、応募する企業研究もすべて自分でチェックしなければならないのが大変です。
その代わり自分のスケジュールに合わせたり、頑張りたい時期などを定めて集中的に応募したりなど臨機応変に転職活動ができます。
自由に求人に応募できる
リクナビネクストに登録後は自由に色んな求人に応募ができます。求人案件の募集要項にある最低条件さえ満たしていれば何社応募しても構いません。
そのため大企業の面接を受けてみたり、自分のやりたい分野や夢の仕事についても挑戦することが可能になります。ですが、応募しすぎるとスケジュール管理が難しくなるため注意は必要です。
公開求人・限定公開求人が多い
リクナビネクストは公開求人が2021年9月時点で5万件以上あり、毎週3000件以上の新着求人が登録されています。登録した時点でめぼしい企業がなくとも常にチェックしておくことで希望に見合った求人を見つけやすい環境と言えますね。
またリクナビネクストは登録者のみが見ることのできる限定公開求人を約9000件近く抱えており、他の転職サイトでは見つけられない貴重な求人も見つけやすいのが非常に特徴的です。
参考:【リクナビNEXT】限定公開求人で転職の可能性を広げよう
リクルートエージェントは転職エージェント
リクナビネクストと異なりリクルートエージェントは転職エージェントになります。ではリクナビネクストと違う点を見ていきましょう。
キャリアアドバイザーが担当につく
リクルートエージェントはリクナビネクストと違い、登録をするとキャリアアドバイザーが担当についてくれるのが特徴的です。転職に関するあらゆる悩みを相談できますし、面接対策なども実施してくれるため非常にスムーズに転職活動を行えます。
もし担当してくれたキャリアアドバイザーが自分と合わないなと感じた場合、サポートセンターに連絡をすればすぐに変更もできるため、精神的に窮屈になることはほぼないと言えるでしょう。
適した求人を紹介してもらえる
リクナビネクストの場合、自分で求人を探さなければなりませんが、リクルートエージェントは登録した情報や面談からその人に適した求人を紹介してくれます。
そのため書類選考で何度も落とされるリスクを回避できますし、さらに紹介してくれた求人の企業研究、面接対策も行ってくれるためより安心して転職活動を進めることが可能です。
非公開求人が多い
リクナビネクストにも限定公開求人はありましたが、リクルートエージェントは独自の非公開求人を多く所持しています。リクナビネクストや他の転職サイト、転職エージェントでは掲載していない独自の求人が多いため理想にマッチした企業を見つけやすいです。
非公開求人はリクルートエージェントに登録し、最初の面談まで行ったあとに初めて利用することができるため、登録せずに見ることはできません。約10万件もの非公開求人を保有しているため、登録した場合は最初の面談までしっかり終わらせておくのをおすすめします。
リクナビネクストが適している人
リクナビネクスト、リクルートエージェント、それぞれの特色を紹介しましたが、ではどのような人が適しているのか、リクナビネクストから細かく見ていきましょう。
自分で企業研究をし、応募していきたい人
リクナビネクストはひとりで転職活動をする場所です。自分で企業研究を行い、どんどん興味のある企業に応募していきたい人にはリクナビネクストが適しています。
誰かに急かされることなく自分のペースで転職活動を進められるため、転職をするかどうかまだ悩んでいる段階の人でもリクナビネクストに登録しておくと良いでしょう。
転職エージェント対応エリア以外に住んでる人
リクルートエージェントの対応エリア外に住んでる人はリクナビネクストを利用した方が転職しやすいと言えます。
リクルートエージェントは北海道から九州まで広く事業所を構えており、直接足を運べない場合でも電話で面談まで完結、求人紹介もしてもらえます。
ですがどうしても対応エリアから離れた場所に住んでいる人が利用すると、近くの企業の案件があまりなかったり、直接キャリアアドバイザーと面と向かって話すことができないためスムーズにやり取りできない可能性も生じるのです。
リクルートエージェントが適してる人
ではリクルートエージェントが適している人はどのようなタイプの人なのでしょうか。
転職支援サポートを受けながら転職活動したい人
リクルートエージェントは基本的にキャリアアドバイザーと二人三脚で転職活動をするため、転職支援サポートをしっかりと受けたい人に適しています。
自分一人だとさぼりがちになってしまったり、企業研究もわかりやすくまとめてほしいと思ったり、自分で転職活動をする時間がなかなか取れない人にはとてもおすすめです。
ただ自分能力に見合った企業が基本的には紹介されるので、背伸びした転職はしづらい可能性はあります。
より早く、より確実に転職を決めたい人
リクナビネクストよりもリクルートエージェントの方が公開求人+非公開求人の数だけでも見ても非常に多いため、より確実に転職を決めたい人はリクルートエージェントがおすすめです。
紹介される求人も内定をもらいやすい企業なことが多いですし、面接もキャリアアドバイザーと対策を練っていけるため通過する可能性が高まります。とにかく早く今の環境を変えたい場合など、スピード感のある転職を求めてる人にも適しています。
自由さはリクナビネクスト、確実さはリクルートエージェント
リクナビネクストとリクルートエージェント、転職サイトと転職エージェントの差はもちろんありますが、転職活動の時期や応募する企業の幅など自由に転職活動したい方はリクナビネクストがおすすめです。
書類選考で落とされたくない、なるべく早く転職したい、ひとりだと転職活動が長続きしないという方にはキャリアアドバイザーがつくリクルートエージェントがおすすめになります。
どちらも良い点は多いため、自分に適した方を選択するようにしましょう。まだ転職するかどうか悩んでいる方は、新着求人など見逃さないためにもリクナビネクストにだけまず登録しておくのが良いです。